もう誰にも読めない赤ちゃんのキラキラネーム
あなたは、いくつ読めるでしょうか?
最近流行っている(?)、わけのわからない当て字のようなキラキラネーム。
20年後にはあなたの部下になっているかも?
挑戦してみてください。
いわゆる当て字で名前をつけてしまったパターンが、この「(呼んだときの)音が決め手(と思われる)キラキラネーム」です。周囲の人たちは音だけでつけたと思っても、親にとっては漢字のチョイスに深い理由があるかもしれませんので、(と思われる)と入れてみました。
音でつけたと思われるキラキラネームは、どちらかというと女の子の名前に多いようです。漢字の意味よりも、まず女の子の名前としていかに可愛いかにこだわり(?)、呼んだときの「音」をイメージして、それを漢字に当てはめて名付けるケースが多いようです。「瑠」や「羅」という漢字が多く使われるのも、女の子の名前に多く見られる傾向です。
キラキラネームは「残念な感じ」「ちょっと常識を超えている」というイメージを持って受け取られることは、やはり多いようです。キラキラネームの子供を見るだけで、「親はどんな人なんだろう」「常識がない人ではないだろうか」と不安に思う保育士・教師も少なくないのです。
子どもを知的に見せたい、親も知的に見せたいなら、キラキラネームを選ぶことはあまり得策ではないでしょう。
また、お受験にも不利と言われています。いわゆる名門の一貫校の初等部(小学校)には、キラキラネームの子どもはほとんどいないのが現実です。どちらかというと、キラキラネームよりも「淑子(よしこ)」「桜子(さくらこ)」「一太郎(いちたろう)」などの大正や昭和初期を思い起こさせる古風な名前の割合が高い傾向があります。将来、子供のお受験を考えるなら、お年寄りにも読みやすい名前が良いと言えるでしょう。